Me and the City 1

October 10th, 2010

私の周りには、シングルで彼氏なしで美人でセンスがよくて性格が良い女性がたくさんいる。それほど、東京で「30代独身で誠実でそこそこなルックスなボーイフレンド」を見つけるのが至難の技なのではないかと思う。逆に、40代既婚で年下のカノジョが欲しいと言ってゲット出来ている男たちのなんと多い事か。あと、本国では全くモテないであろう「英語を話せる」人々も大人気だ。信じられないほどつまんないジョークを言っても、それが英語である限り、東京では女の子にウケてもらえるのだ。

先日参加した異業種交流パーティで再会した元同僚(30代、既婚)によると、「30代で女性の結婚相手候補になるようなやつはさ、自分達の市場価値を分かってるんだよ。だからそう簡単には一人に決めないってわけ。男は40代になっても20代の子と結婚できる確率だって高いんだし。」だそうだ。彼によれば、恋人がいない30代男性は多いが、女性の「お眼鏡にかなわないであろう」やつが多いのだか。たとえば年収とか、ルックスとか仕事内容とか趣味とか。

女性たちは「高望みしていないのに、なんでいい人が見つからないんだろ」と言っているけれど、私の元同僚のコメントが正しければ、「フツーの女性のお眼鏡にかなわない男性たち」に目を向けてみれば、自分にとって「一番」の相手に巡り会える可能性だってあるんじゃないだろうか。自分「だけに」似合う、マイナーブランドのドレスみたいに。

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