Me and the City

October 10th, 2010

同僚の主催した飲み会に行ってきた。私以外全員、帰国子女で海外の大学をご卒業。私は一度も留学なんぞしたことが無く、英語は独学。でも先生達が良かったせいか母親がアメリカの育児書に忠実に私を育てたせいか名前のせいか、私が交ざっていても外国育ちの方々には違和感を感じられないらしい。

一方、外国人男&日本人女性のカップルが集まる「パーティ」にも呼ばれることがあるが、長い黒髪ストレートに少し浅黒い肌、エキゾチックな美しい顔立ちをした日本女性を誇らしげに同伴している白人男達を見るとウンザリする。そしてそれが態度に出ているせいか大抵そういう「妻達」には同類として見てもらえないし、白人夫達からは「で、日本は何年目?」とか聞かれたりする。私はそんなに「日本人女性」らしくないのだろうか?

そしてそのせいかどうか分からないけれど、私はいつも「どこにも属していない気分」になることが多い。人は誰でも何か/誰かにアイデンティティのよりどころを求めるけれど、私には33年間それが無く、結婚した今でもそれは変わらない。たぶん、子供を持ってもこれは変わらないんだろうなと思う。子供は自分の一部であっても、自分は子供の一部ではないのだから。

なぜそう思ってしまうのかは面倒なので考えないことにして(笑)、ともかく今は、「そういう自分」であることに自分でlabelを付けて状況を楽しもうと思ってる。そしてそういう私の目から見た、東京という都市や東京に集まる人たちについてのコメントをここで書いていってみようかと思っている。何かの記録として。

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